インターネットの普及は多くの人々に快適さと便利さをもたらし、今ではインターネットは電話やFAXと同じくらい身近なものとなりました。 なかでも電子メールはインターネットを使う人の多くが利用する、もっとも主要なツールの一つと言えます。

その電子メールを使って、一部の悪意をもった送信者たちが行う迷惑メールの大量送信は、多くの人々に不快感を与えるものとして、無視できない問題となっています。

迷惑メールの被害として、大量のメール受信によるメールボックスの圧迫、迷惑メールに返信することによる個人情報の流出等さまざまな被害が上げられています。

電子メールを閲覧する際に感染するウイルスメール。現在、ウイルス感染の原因の第1位が電子メールからの感染です。 電子メールに添付されているファイルを開いたり、HTMLメールを閲覧した場合に感染します。

ウイルスに感染すると、データが破壊されたり、システムが不安定になったり、画面にメッセージやグラフィックが表示されるなどの被害を受けます。 また、ウイルス自身がメール送信機能を持つものも存在し、お客様が知らない間にウイルスを添付したメールを送信してしまうといったことも起こります。 ウイルスに感染してしまうと、自分のコンピュータが破壊されるだけでなく、ネットワークを介して他人のコンピュータも破壊してしまうことがあります。

つまり、被害者になるだけでなく、加害者にもなってしまうのです。